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チック・コリア『スタンダーズ・アンド・モア』

この記事の最終更新日:2006年10月1日

スタンダーズ・アンド・モア
スタンダーズ・アンド・モアチック・コリア・アコースティック・バンド チック・コリア ジョン・パティトゥッチ

ユニバーサルクラシック 2003-04-23
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スペイン〜ベスト・オブ・チック・コリア リターン・トゥ・フォーエヴァー クリスタル・サイレンス ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド マッド・ハッター

ジャズ3大ピアニストの一人、チック・コリアによる名盤。

これは本当ジャズに興味ない人にもぜひ聴いて欲しいぐりぐりにかっこいい音楽。

ウッドベース、ドラム、ピアノのアコースティック・トリオなんだけど、音楽はアグレッシブでパーカシッブ。

随所にスタッターン!、ズドーン、タラッタッタッタターン、チャーンと決めフレーズが炸裂。他のジャズバンドよりドラムの音がロックぽく、ピアノと一緒になってかっこよく決めまくってます。

だけど決して商業主義一点ばりにならず、前衛性、即効性、芸術性を失わない音が続き、至福の連続。

チックらしくスパニッシュなメロディーラインがいたるところに顔を出し、これまたかっこよさに華をそえる。とりあえずアドレナリンがあがりまくり、思わず一緒にタラッタッタッターン、スパーンと拳を握りしめつつ叫びたくなる傑作です。


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(c) Sidehill