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原田郁子 クラムボン 亀田誠治 ワーナーミュージック・ジャパン 2001-10-11 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
クラムボンのアルバムの中ではamazon内の売上順位高かったし、クラムボンファンによるカスタマーズレビューでも絶賛されていたので、聴いてみました。
やっぱりユーザーの評価を得られるアルバムは完成度が高いです。曲の流れが実に自然です。2曲目と3曲目は最初聴いたとき、1つの曲かと思いました。それくらい曲の切替が自然で、1つにつながっている感じ。ポップスというよりトータルコンセプチュアルアートと呼びたいアルバムの完成度です。アルバム1枚で1つの組曲です。
原田郁子のボーカルはやっぱり最高。独特の声だし、普通のポップスに見られないほど一曲の中での感情表現の起伏が激しい。聴いていると、彼女のものすごく個人的な世界につれこまれていきそう。
全編通してメイン楽器となっているピアノがまた女性ボーカルと最高にマッチ。ロックでもジャズでもクラシックでも、ピアノが鳴っている曲が好きな方なら、クラムボンは絶対とっておきのお気に入りになると思います。