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| プレイボーイ・プレイガール | |
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ピチカートファイブのスタジオアルバム再販盤です。ジャケットも変更されてます。それにしてもピチカート・ファイブはすごい勢いでベスト盤やら企画盤やら再販盤が出ています。もうYMOみたいな扱い。
このアルバム「プレイボーイ・プレイガール」は実験的アルバム「happy end of the world」の次作。前回シュールに遊びまくった反省からか、今作ではけっこうまとまな？ ポップスが多いです。最初聴いた時はそんな衝撃なかったけど、何日かあけつつ聴きこんでいくと、とてもしっくりフィットしてくるあったかい音楽です。
ピチカートなりのお遊びは健在。このアルバムの案内人は細川俊之。いたるところで細川さんの渋い声によるナレーションが入ります。「今あなたがお聴きになっているのは、ピチカートファイブの現在製作中のCD、プレイボーイ・プレイガールです」。
歌詞が大好きなシングル曲「きみみたいにきれいな女の子」は中期ビートルズみたいなさっぱりしたアレンジに変身して収録。曲の最終部、突然音楽がとぎれて、細川俊之が「きみみたいにきれいな女の子がどうして泣いているの？」と渋くささやきます！ その後「フー！！」て合コン中のひやかしみたいな効果音も入ります。お約束だけどうれしいね、やっぱこういうシュールな演出。
シングル「大都会交響楽」は、なんだか速くてごちゃごちゃうるさくて、あまり好きではなかったのですが、アルバム収録バージョンではスロウ・テンポでスウィートなバラードに大変身！ こんなきれいなメロディーラインだったのかとびっくりしました。