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 | 千家尊福 小西康陽 pizzicato five コロムビアミュージックエンタテインメント 2006-03-31 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
ピチカート・ファイブ、スタジオラストアルバムの再発盤。ジャケットがかっこよくなっています。
ゲストミュージシャンに横山剣、松崎しげる、雪村いずみ、ユウ ザ ロック、ふかわりょう、クレモンティーヌ、デューク・エイセスなどなど超豪華です。
「こんにちは。私の名前はクレモンティーヌです。多分、皆さんは私のことを知らないと思うけど、私はピチカート・ファイヴのことを知ってます。」というクレモンティーヌのコメントがブックレットに載ってます。こりゃびっくり。
世界に向けて放つジャポン、東京の音楽。決してナショナリズムに陥ることのない、キッチュなアートのパフォーマンス。
「国民番号制度にはやっぱり大反対ですけれど あなたの携帯電話の番号 よければ教えて下さい とりあえず」という『現代人』の歌詞に、小西さんが持つ諧謔精神の真髄があらわれていると感じました。
このアルバムではゲストが歌う曲多数あり、僕みたいな野宮真貴さんファンにはちょっと物足りない部分があります。あまりに真貴さんの歌う箇所がないので、ピチカートファイブじゃないみたい。それでも、独特の世界観が保たれているし、ゲストの長所をいかしきっているし、ピチカートのアルバムっぽくないんだけどピチカートのアルバムにしか聴こえない一枚。
一連のアルバムが2006年3月に再発されたし、
オザケンの新作も出たし、
やっぱり今年は渋谷系がリバイバル！